IoTにできる家族を見守るセキュリティ

IoTで見守る、というセキュリティ対策

これからの私たちの暮らしを便利な機能でサポートしてくれるというIoTに寄せる期待は大きいです。IoT製品を作る側、使う側どちらにとってもその動きには注目が集まります。そして生活の拠点としてのスマートハウスには例えばどんなことができるのでしょうか。

より安全で安心できる暮らし、快適な生活を支援するための仕組みとして早くからIoTは身近な家電に導入されています。中でも先駆的ともいえるのは電気ポットでしょう。お湯を沸かし、長時間にわたって温かさを保ち、飲み物や食事に利用できる魔法瓶メーカー象印では電気ポットを利用することで、遠く離れて暮らす高齢の家族の無事を確認させてくれる仕組みを商品にプラスしました。

みまもりホットライン、と名付けたその商品ですが、発売当時はかなり思い切った存在としても注目されていました。高齢者を見守るという概念さえなかった当時、サービスのスタートから20年近くたった今では、高齢者を見守る、ということは広く一般的となってきたのもこのみまもりホットラインという商品を長く続けてきた努力あってのこと。今日もお茶を入れているんだなぁ、と安心して電話したり、メールを送ったりと、それまでは電話もメールも照れくさくてなかなかできなかった方にとって家族とのコミュニケーションに一役買っているはずです。

手軽なツール、IoT家電はこうして離れた家族とつながって静かに見守ることを可能にしています。世帯の多くは核家族で、離れて暮らす高齢の両親のことは気になるものです。しかし気になってはいるものの、仕事や育児でなかなか帰る時間もとれない、遠方なので何かあってもすぐには帰れない、でも元気で過ごしているだろうか、まさか倒れてはいないだろうか、と離れて見えない分心配は募るばかり。そんな心配を少しでも小さくしてくれたIoT。その見守りはスマートハウスにも同じ役割が可能です。ドアや窓など開口部の戸締りをはじめ、住居の内外は防犯カメラによって記録し、音声にも対応する機器もあります。不審人物の侵入を監視し、もしもの時には声を出して撃退することも想定しています。

家の防犯対策は悩ましいものですが、子どもじゃなくても家族をいつでも見守りたい、その願いをかなえるスマートホームは安心感で家族を包みます。